遠州織物の工程をめぐるレポート

カテゴリー │浜松のよいトコ見つけ

4月18日に遠州織物の工程をめぐったが、報告が終わっていない。今日、思い出して報告。

遠州地域の3大産業のひとつが織物だってことは、小学生の頃から知っていたけど、たくさんの工程を経て、製品になっていることは今回初めて知った。

今回見学した工程は、
かせあげ→染色→糊付け→整経→織る




 





それと藍染めをしているところ



でも、これもまだ全部ではない。こうした工場は家内工業であるところが多く、住宅街の中にあった。
(知っている地域が多く、知らずに通っていたことに反省)


いろんな工程を見せていただいたが、どこも夏は暑く、冬寒い、そして糸ほこりの多い中で
黙々と働いている姿、そして誇りをもって働いている姿に感動を覚えた。こうした人たちが、遠州織物を支えてきたんだなと思う。



ひとつの上質な製品になるために多くの工程、つまりは多くの人の手が加わっているってこと、忘れてはならない。

今、中国などのアジアからの輸入に押され、工場の閉鎖が進んできたりと織物産業をめぐる状況は厳しい。どうしたらいいのだろうか、重い宿題をいただいた。


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この記事へのコメント
遠州織物ですか。これを耳にすると、ちょっとなつかしい?感じがするのです。
 写真からすると、これは小幅織物だと思いますが。
昔、卒論で「浜松市の都市構造」をテーマに取り組んだのですが、そこで市内の織布産業の生産構造や工場分布などを調べました。足を棒にしてあちこちの工場めぐりをしたのを思い出しました。
Posted by jirochan at 2006年04月20日 20:22
jirocahanさん
コメントありがとうございます。

ご明解、小幅です。

どんな卒論だったのか、興味ありますが、どんな内容だったんですか?
Posted by 魔女っ子 at 2006年04月20日 23:50
お~!こうじぃ~も“イトヘン”の包帯屋ですから、こういう記事は嬉しいですね!!
国内生産にこだわっていきますよ!!!!
Posted by こうじぃ~ at 2006年04月21日 00:37
こうじぃ〜さん
ありがとう。

国産の良さ、国産があることの意味、ちゃんと伝えていかなくちゃ。
Posted by 魔女っ子 at 2006年04月21日 08:23
>どんな内容だったんですか?
 本当に大昔のことですので、こまかいことはもう忘れてしまいました。でも半年以上もかけて、そう原稿用紙と写真や図版まで入れると200枚位になったですね。  内容はともかく、製本屋で金文字のタイトルの表紙をつけてもらって、提出期限ぎりぎりに出した記憶があります。
 当時、市が都市学会に調査を依頼していたので、それにちょっと便乗し、えらい学者先生と調査のお手伝いもしました。言ってみれば人文地理学的な視点からまとめたお粗末な論文でした。
Posted by jirochan at 2006年04月21日 18:24
jirochanさん
前回は、スペル間違えてごめんなさい。

へえ〜。すごい。

今の学生さんで、遠州織物を題材に卒論書く人、いるのかなあ?
Posted by 魔女っ子 at 2006年04月21日 19:15
私も遠州織物興味あり。ご一緒できますか?
Posted by 仕立てやざんす at 2006年04月28日 21:04
仕立てやざんすさん
コメントありがとうございます。

ぜひぜひ。

市民で、もっと遠州織物盛り上げたいんです。
Posted by 魔女っ子 at 2006年04月30日 08:50
ブログの練習中 
ページを次から次へと見ていたら名前の所に私の名前が有りましたので生まれでて初めて今打っています

私は呉服屋ですから若いときから身に付けています
今もシャツにして着ています
Posted by なかい屋通信 at 2006年05月02日 11:51
なかい屋通信さん、
初コメントが私のところで感激です。

遠州織物のシャツ、ステキですね。
Posted by 魔女っ子 at 2006年05月02日 16:28
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