子どもの貧困〜子ども食堂の現場から〜

カテゴリー │子どもの育ち

3月15日、東京で、NPO法人キッズドアが主催したKid's Day Japanに行ってきました。

その報告第2弾です。

豊島WAKUWAKUネットワークの栗林さんのお話を聞く。

つながることで見守る!

子どもの貧困〜子ども食堂の現場から〜


12年前、プレイパークを始めた。そこに、行き場のない子どもたちが来た。当時、年越し派遣村のニュースなどがあり、社会構造のしわ寄せが子どもたちにきていることに気がついた、行き場のないことは、子どもたちの責任ではない。

以前から知り合いの中3の子にたまたま会ったとき「高校に行けないかもしれない」と聞き、勉強をみることに。
小数点の掛け算ができない。
家族で団欒したことがない。
スーパーの2割引の意味がわからない。
親から1日500円渡され、お弁当を買って食べていた。
絶対的貧困に気がつき、そこで、地域でできることが探した。


元パン屋さんや、お寺の場所や、認知症カフェと一緒に子ども食堂、居場所を始めている。

子どもの貧困は、経済的貧困だけでなく、つながりが希薄であるという貧困でもある。
子ども食堂というツールを使って、子どもと場をつなぎ、人をつなぎ、場と場をつなぐ。

*浜松でも子ども食堂、居場所づくりの動きが始まっています。
 ゆるやかなネットワークも作り始めした。興味関心のある方、ご連絡ください。




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この記事へのコメント
私も浜松ハッピー化に賛同します!こども食堂や、おやつクラブが始まることがあれば、声かけてくださいね!
少し前までは、コンビニ前に座ってる子どもをみても、おせっかいのおばちゃん、うっとおしい、って思われるのが怖かったけれど、

この冬からは、「どうした?大丈夫?!?」って声かけよう、と決めました。

勉強も、教えてあげられる機会かあれば教えてあげたい。算数はたのしいものだから。

大人が見て見ぬ振りしてはいけないことになって来てると思うよね。
Posted by こんにちは at 2016年12月16日 22:10
こんにちは。
コメント、ありがとうございます。

この1年で、すでに浜松でこども食堂は数カ所、学習支援も始まっています。また、フードバンク(食料支援)も始まっています。
ぜひ、ご協力いただけると助かります。
来年の3月5日には、そうした浜松のネットワークの報告会も企画しています。

おせっかいおばさん、おじさんが浜松でもっともっと増えること、応援しています。
Posted by megumegu at 2016年12月17日 14:07
めぐみさ~ん!ごぶさたしてます~
長上協働センターで今月21日㈯の夕方、NPO音楽の架け橋メセナ静岡が、お汁粉パーティーと音楽の出前をします。
ヴァイオリン、歌とピアノの演奏聴きながら、おしゃべりしたり一緒に歌ったりお汁粉食べたりして楽しく過ごしたいなと思います。
こども食堂に食べに来る子もボランティアに来る人も演奏聴きながらちょっとお汁粉タイムしに来ない~!どなたでもどーぞです。
ホールを16時から19時まで借りられたのですが、その後は2階の講座室だけになりますが、楽しんで頂けたらこの時期の行事として続けられるようにしたいと考えています。NHK歳末助け合い助成事業です。
Posted by 塩﨑恵子 at 2017年01月09日 02:48
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