負担金について

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今頃の報告になってすみません。
9月議会で、負担金について、決算審議で質疑しました。

<質疑趣旨>
一般会計の負担金647件を、情報公開などを使い、体力的に調べることができた35件(たった5%)を調べました。

そのうち、「あれ?」こんな支出の仕方っていいの?という事業8件(23%)ありました。
負担金額より、次年度への繰越金が多いもの、金額の単位が違っても決算が通ってしまっているもの、支出項目が一つだけというざっくりした決算、会計監査の様子がみられないなど、担当課で適切に評価されたのでしょうか?


平成26年度一般会計 負担金総括質疑資料・浜松市政向上委員会 鈴木恵


負担金の名称担当課決算額 交付先指摘事項
1徳川家康公顕彰四百年記念事業浜松部会負担金観光・シティプロモーション課26,200千円徳川家康公顕彰四百年記念事業浜松部会再負担金あり、数字記載ミスあり、会計監査の様子なし、

2浜松市外国人観光客誘致推進協議会負担金観光・シティプロモーション課10,000千円浜松市外国人観光客誘致推進協議会会計監査の様子なし

3浜名湖観光圏整備推進支援事業費負担金観光・シティプロモーション課15,000千円浜松観光コンベンションビューローざっくりの決算書

4浜松地域新産業創出会議負担金産業振興課1,500千円 浜松地域新産業創出会議次年度の繰越金多し

5スタートアップ都市推進協議会負担金産業振興課1,000千円スタートアップ都市推進協議会返還金あるが、処理している様子なし

6大学技術移転事業(静岡TTO)負担金産業振興課1,000千円大学技術移転合同会社合同会社への補助金扱いとなってる

7バイクのふるさと浜松開催支援事業費負担金産業振興課7,450千円バイクのふるさと浜松実行委員会ざっくりの決算書

8創造文化産業振興事業費負担金産業振興課2,000千円浜松市創造文化産業振興事業研究会他団体に負担金支出してる

*平成26年度一般会計 負担金647件のうち、35件を調べたうちの一部

負担金というのは市が直接関与している事業等に負担をしているものです。請求書ありきで先払いで払ってしまっていて、どうしてもチェックが甘くなり、負担先団体の言いなりになっている可能性があるのではないかと思い、こうした調査をいたしました。負担金の評価、見直しを不断にしていただきますように指摘しておきたいと思います。


<部長答弁から>
平成27年度当初予算編成時から今年度にかけて、法令等による義務的な負担金などを除いた各種の団体運営費負担金、それから事業費負担金について見直しを実施いたしました。
 見直しの基準としては、イベント等の事業費負担金は清算を義務づける。繰越金が事業規模の6分の1以上ある場合は負担金の削減・停止を要請する。本市の受益が認められない場合は解散・活動休止・本市負担金の廃止を求める。本市に事務局があるものは規約等を整備し、年1回以上の監査を実施するなどでございます。負担金の見直し自体は、不断に取り組むべきものでありますので、平成28年度当初予算編成においても見直しを継続してまいりたいと考えております。


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