民主主義に反してない?ある中学校の生徒会長選挙

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友人の娘さんが、中学校の生徒会長に立候補した。

先生からは、おまえのようなものは出るなと言われたそうだ。

しかし、女性は「私は優等生じゃないからね」とさらっと言って

「私は出る!」と決意固く、立候補。


立候補の推薦人を集め、演説の文章を考え、話し方を訓練し、真剣に取り組んだいた。
(私、話し方のアドバイスをちょっとしたの)

そうしたら、先生から、「女性ひとりしか、立候補していないから、おまえの副会長は決まりだ」
選挙も投票も実施していないのに、言われたそうだ。


投票後、予言どおり、先生から別室に呼ばれ、副会長になったと言われたそうだ。


しかし、どの子に何票入ったのか、自分は何票だったのか、教えてもらえなかったそうだ。


どういうルールで、会長や副会長が選ばれ、選ばれた行程が明らかではないというのは、
民主主義ではない。

中学校は、市民の基本を身に付けるところ。
選挙は、民主主義の根幹のはずなのに、これでは間違ったことを学んでしまう。

すべての学校がこうした選挙をしているとは思わないが、
しかし1つでもそうした学校が浜松にあるということは恐ろしいことだ。

子どもたちは、この経験から、
選挙に誰もが出れるものではない、
選挙は暗闇で行われている、
選挙なんかしなくても決まってるじゃん

なんて、学んでしまったのではないかと思うと
本当に悲しい。













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この記事へのコメント
これって社会問題ですよね。
昔、男子が学級委員で女子は福委員という決まりがありました。変なことも学校の決まり先生の決定に疑問をもつことがタブーな風潮っていまもあるんですね。
Posted by なつみかんの娘 at 2011年12月01日 07:46
私の聞いた学校は女子生徒が生徒会長になってましたから一概にそうではないとは思います。それよりも、その子のがんばりはすごいと思いますし、副会長だって立派です。これから生徒会内で会長以上の働きをすればいいだけの話です。肩書きが欲しくて立候補したわけではないはずなのでその後もその子の応援をしていってほしいと思います!
Posted by noname at 2011年12月01日 10:28
もちろん、その子の頑張りはすごかったし、今後も応援はしていきますよ。

彼女は、生徒会長に立候補したのであって、副会長に立候補したのではありません。生徒会長は肩書きではなく、「役割」「権限」です。
会長と副会長の役割や権限が違います。

社会のルールでは、社員は社長以上に決定や命令はできないですよね。

生徒会長も同じで、会長だからできる、しなくてはならない役割と権限があります。だからこそ、会長なのです。

副会長になったから、よかったねと彼女を慰めるのではなく、なぜ女性ひとりだっかたら、副会長に決定するのか、また票数も公にしないのか、ということを大人も一緒に考え、本当の民主主義とはどういうものなのかを学ぶことだと思います。

女の子だから、副に決まってる、副でよかったじゃんって、いつまで言っているのでしょう、この浜松。
Posted by megu at 2011年12月01日 15:47
本題もかなりひどいですが、このnonameさんのコメントの、問題を問題と認識してない感覚にも驚いています。
Posted by suchi at 2011年12月03日 12:22
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