自然に覚えられない子もいるんだよ。

カテゴリー │こんなことやってます

なゆた浜北に、中京大学社会学部教授 辻井正次先生の「発達障害の人の支援の実際」という講演を聞きにいった。

発達障害を持っている子や人に対してすごくあたたかくて、大変わかりやすい話だった。

<講演より>
発達障害とは、発達の道筋の乱れであり、発達障害と訳したことによる誤解が生まれてきている。
特に意識しなくても自然に育つ子どもと、意識してその子どもなりの成長の仕方を教えてあげる必要のある子どもとの違いだ。

自然には覚えられないけれど、きちんと教えていけばわかる。
なのに、「他の子はできているのに」「なぜできないのか」と怒られてしまいがちだ。
ひとつひとつ丁寧に教え、できたらちゃんとほめる、これが基本。


だからか、丁寧な教育をしていた先生なら、これまでもできたていたことなんだ。これまで大雑把だった先生に、意識してちゃんとやろうねっていうのが「特別支援教育」なんだ。

発達障害のある子どものお母さんは、うつになりやすいとの調査結果がでているので、その支援も大事との指摘もあった。行政の支援も子どもだけでなく、親支援も必要だと感じた。


同じカテゴリー(こんなことやってます)の記事
6月22日からの予定
6月22日からの予定(2015-06-21 22:58)

今週の予定
今週の予定(2015-06-15 00:13)


 
この記事へのコメント
ひとつひとつ丁寧に教え、できたらちゃんとほめる、これが基本。

↑そうなんですよね。基本を忘れないよう1日1回は子供をほめるようにしていこうと思います。
Posted by まめちゃん at 2006年04月09日 21:30
meguさま、セミナーご参加ありがとうございました。
多くの皆さまから「良かった!」というお言葉を頂きました。
一安心です。
このセミナーをきっかけに、静岡県西部での啓発活動に、力を入れていきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願い致します。
Posted by ぴよぴよ at 2006年04月10日 08:28
きっと充実したひとときだったんでしょうね。
今回は自分の現場優先で水窪へ行って参りましたが、
次のチャンスには是非、参加させていただきたいと思っています。
Posted by ポップ at 2006年04月10日 20:57
はい。
とってもいい講演でした。

社会学からのアプローチは、とってもわかりやすかったです。早速辻井先生の本を注文してしまいました。
事務所に置くので、興味のある人はどうぞ。
Posted by 魔女っ子 at 2006年04月11日 00:01
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
自然に覚えられない子もいるんだよ。
    コメント(4)