決算審議の3日間〜その1〜

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浜松市議会では、特別委員会を設け、1年間分の決算審議を3日間でする。9時半から始まり、何度かの休憩はあるが、終るのは夕方〜夜になった。
今年は事業シートや政策レポートを駆使し、審議に臨んだ。

そのやりとりの一部を紹介。

●毎年7月1日に実施する市制記念式典の決算額1330万円(人件費込)。900人参列。1人あたり、1万4700円。市民82万人いるんだから、やるならもっと多くの人が参加できる方法必要ではないか。

●国が実施した定額給付金を辞退する受け皿としてできた「頑張れ浜松応援基金」はたった96万円だった。定額給付金をうけとらなかった人は約1万1千人で、約1億9000万円もあったのに。
「頑張れ浜松応援基金」は、ふるさと納税の一部から130万円補填を受けていた(この仕組みが市民にわかりにくい)。
どうせなら、一本の基金の方がいいんじゃない?ふるさと納税は1万円以上ならおまけがあるのよ。そっちの方がお得よ。

●中山間地域振興事業1200万円。
いっぱい事業してるけど、その成果は?交流人口の拡大や定住促進とのことだけど、目標値がない。やっぱり目標値ないとね。

●先日開かれたUCLG国際会議。
事務局との調整のため、昨年度インドネシアに市長と随行が海外出張に行っているが、私の調査ではもうひとり随行がいたはず。しかし記載なし。9日間で3人(ひとりは途中帰国)で244万円の支出。
事務局調整って市長の仕事なの??

●男女共同参画推進センター。利用者が1年間で2万人の減。新しい課題への対応、人材育成が不十分ではないかと指摘。他の議員から、指定管理者であるNPOの組織運営について、疑問の声があった。


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