日系ブラジル人の雇用悪化を受けて
急激な景気悪化を受けて、日系ブラジル人の派遣契約を打ち切る「雇い止め」が増えてきている。そうした現状を受けて、「何かしなければ」と日系ブラジル人たちを中心に「ブラジルふれあい会」が先日設立された。私は、その会にアドバイザーとして、参加している。
派遣労働者の多くは、仕事だけでなく、住居も派遣会社で用意されているため、雇い止め=住む家がなくなるということになる。そのため、日系ブラジル人のホームレスが増加している。その中には、子連れの家族もいるという。
早急にしなくてはならないのは、住居の確保だ。
また、長期滞在傾向が強まり、日本でローンを組み、家を建てる日系の方も増えてきている。残業なしや失業となると、ローン返済や税金支払いなどが滞る心配がある。
工場労働以外の仕事の発掘もこれから必要だろう。
農業などはどうか、これから早急に調査していきたい。
ブラジルふれあい会
http://www.brasilfureai.org/
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