注染工場の見学
浴衣やてぬぐいに使われる「注染」を見学させてもらった。
注染をしていた工場は以前90ぐらいあったそうだが、今は数えるほど。
しかも、浜松で染められているにも関わらず、他の地で浜松の名が消えて売られているそうだ。
(あ〜〜、ふぐと一緒だ)
工程は以下です。
まずは、折り畳まれた布を巻き直す。
足踏みミシンのような機械で、巻いていた。
その後、たたみながら、型をあて、糊付け。
まっすぐにしないと、模様が曲がってしまうから、大変だ。
糊をつけたものをおがくずをかける。
その後、染め。柄の周辺に染料が流れないように糊をおく。
糊で囲った内側に染料を注ぐ。
長年の感覚なのか、見事に同じようにきれいに染まる。
水洗いをし、干す。
職人さんたちの匠の技で、完成する。
関連記事